長崎県西海市 雪浦川の川沿いにある 川添酢造

川添酢造は長崎県西海市を流れる雪浦川の清流のもとで120余年、昔ながらの麹造り、酢造りを「手で触れることで麹の状態を感じ取ることができる」を信条に、機械に頼らない昔ながらの製法と丁寧な手仕事を続けている会社です。

川添酢造では電子技法を取り入れています。 工場には、総計25トンの活性炭や備長炭を地中や壁に埋め込み、空気や水などの環境を整えています。地中の炭は磁場を整えたり、マイナスイオンを集めて放出しています。仕込み部屋、発酵部屋、熟成部屋の壁はすべて炭素を練りこんであり、天井には空気清浄機が吊るされています。さらに、床にも活性炭を敷つめていて、最高のイヤシロチを実現されています。
仕込みや洗米などに使用する水は、雪浦川の上流の綺麗な水を使用して元々おいしいのですが、備長炭が入った特殊なタンクに雪浦川の水を溜めてマイナスイオンをチャージし、電子イオン水を作っています。炭の力を沢山かりてさらに良い水へと変えてから使用しています。この水で花や魚などの生き物を育てれば驚くほどイキイキするといいます。

この熟成室も、床、壁に炭を使用しています。このような場で静置発酵そして長期熟成して造られてるのが川添酢造の玄米酢です。玄米から出来た麹がかめの中でもろみ酒になり、じっくりと時間をかけてつくられるお酢は静かに発酵していく中でたくさんのアミノ酸や有機酸を生成し味わい豊かなお酢になります。

熟成室では、かめにはいった醸造中の酢に24時間、クラシック音楽を聴かせています。クラシック音楽を聴かせると発酵を促し、熟成効果を高める事がわかっています。クラシック音楽の中でも特に酵母の育成によいとされているモーツアルトを選曲しているそうです。この時もモーツアルトのピアノ協奏曲第21番が流れていました。

店の看板商品「玄米酢」の原料である玄米は、無農薬・無化学肥料の玄米が使われています。
米から作られていると思われている「米酢」ですが、1ℓあたりに40gのお米が入っていれば「米酢」と呼べます。ですがそれだけではお酢が作れない為、一般的には醸造用アルコール(エタノール)やトウモロコシ、サトウキビ搾りかすを添加して作られています。
川添酢造の玄米酢は、1ℓあたり300g近いお米を使用しています。もちろん醸造用アルコールなどは一切添加されていません。
飲用にも料理などへの使用にもまろやかで癖がなく、使いやすいものとなっております。通常の調味料として使う以外にも、揚げ物や餃子、皿うどん、肉料理などにかけても、料理の旨味が増しておすすめです。
シメサバに使えば、アミノ酸が魚を守り表面だけシマったおいしいシメサバができます。

もろみ酒仕込みの純米酢は、米と米麹で酒もろみを造り、出来上がったもろみはさらに酢になる発酵を経て、米酢として仕上がります。まろやかで旨味があり、酢の物など砂糖の量を控えることが出来ます。
商品内容
- 【商品名】玄米酢
- 【内容量】 500ml
- 【原材料】玄米/滋賀県産・無農薬
- 【賞味期限】2024年7月
- 【保存方法】冷暗所で保存,開封後は要冷蔵
- 【製造者】 川添酢造(有)